翻訳者による英語講座
こんにちは!
AiKISSのサービスの1つに、登記簿謄本など、役所に提出する/もらう 書類を翻訳するサービスがあります。
アポスティーユとも呼ばれますね。
国際結婚の際の書類であったりなど、これらの書類は定額で手がけています。
ご自身で翻訳してみたい方は、アドバイスだけでもしますので、記憶の片隅にでも入れておいてください
「カンマ(Comma)その3」ですね。
今回も、ちょっぴり難しい、聞き慣れない語句が出て来ますが
ついてきてください!
1. 同格語(句)(appositive)の前後
同格語とは、名詞や名詞句で、直前の名詞を言い換えています。
通常、同格語の前後にカンマが必要です。
同格語で文章が終わる場合は、後ろのカンマは必要ありません。(ピリオドが必要です)
例)
Hirobumi Ito, the first Prime Minister of Japan, was born in 1841.
I’d like to introduce my business partner, Sean Morgan. He is the director of the business networking group, BNI.
2. 文頭に来る 前置詞句(introductory prepositional phrase)の後ろ
前置詞句とは、前置詞と名詞(句)で構成され、後ろの名詞や動詞、または文全体を修飾するために用います。
文全体を修飾するものを Introductory prepositional phraseと呼びます。
極端に短い前置詞句でない限り、後ろにカンマが必要です。
例)
At the beginning of every new business term, the leaders should review their visions and directions.
In summer check your coolant fluid. (←前置詞句が短いので、カンマは付けなくてもOKです)
3. 文頭に来る 分詞句(introductory participial phrase)の後ろ
分詞とは、「〜ing」の現在分詞と、「〜ed」などの過去分詞のことを表します。
これらは、動詞からの変化していますが、もはや動詞ではありません 分詞です。
be動詞やhaveと組み合わせて、様々な分態を表す為に用いる他、形容詞的な使い方もできる便利なものです。
というか筆者は、もはや分詞=形容詞で捉えています。分詞句は、現在分詞、または過去分詞、それらの目的語、さらなる修飾語句で成り立ち
分詞句の後ろにはカンマが付きます。
例)
Bored by the long speeches, we fell asleep during the ceremony.
Quickly running downstairs, Sean and Tom tripped and fell down.
4. 文頭に来る副詞の後ろ(introductory adverb)の後ろ
文頭の副詞が、文全体を修飾する場合、その副詞の後ろにはカンマが付きます。
例)
Actually, he can speak English exceptionally well.
Bob lost a sale. Therefore, he changed his plan.
文頭の副詞が、あくまでも文章の1部で、全体を就職するものではない場合は、カンマは付けません。
POINT.1
文頭「But」と「Although」の後ろにカンマは必要ありません。
×)But, he could finish the test in time.
◯)But he could finish the test in time.
×)Although, my English is as good as natives’, there are many words that I do not know.
◯)Although my English is as good as natives’, there are many words that I do not know.
いかがでしたか?
文中・文頭で、何かを修飾するものを集めて紹介してみました。
次でカンマも終わりです(長かった)
今後、大学受験も変わっていくようですね。
特に英語の変化は顕著です。 民間資格の導入が進むにつれ、これまでの英語の授業では
捉えきれない部分や、学習方法も変わってきます。
TOEICやTOEFL、IELTSのオンライン講座も行なっていますので、
お気軽にお問い合わせくださいね!
AiKISS