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さて、サイレントレターシリーズの最後です。
といっても、今回は後書のようなもので、なぜ言語には
このようなイレギュラーが多数存在するのか?
という、学ぶ方からしたら、
『なんでやねーーん!』(←関西ののりでね)
という叫び声が聞こえてきそうですね!
そういった叫び声は英語のみならず、多言語を学ぼうとする人たちは(日本人以外も含んで)
必ず出会う壁のような気がします。
サイレントレターは、その存在で単語の意味に大きな違いが現れたり、単語自体の発音が変わったりします。
ここだけ見れば、悪夢のような存在ですが、安心してください。
悪夢は他に存在します!
サイレントレターのほとんどは、何世紀にも渡って発音されていたそうです。
しかし、時が経つにつれ、スペルを残したまま、様々な理由で音が消えて行きました。
単語の歴史が見え隠れするのもサイレントレターの存在意義なのかもしれませんね!
筆者はサイレントレターのこういった一面が個人的に好きです!
現在では約60%の英単語に、サイレントレターが含まれていると言われています。
こやつらが、スペルミスを引き起こしたり、辞書を引くときに見つけられない!といった
問題を引き起こしています。
でも、怖がりすぎることはありません。
もちろん言語ですから、例外は多々存在しますが、
ここまでのサイレントレターシリーズでお伝えしたみたいに
そこには基本的なルールが存在し、前後に付く文字で存在を固定することができます。
さらに、サイレントレターたちは、混乱を招くために存在しているのではなく、
必ず、何かしらの意味があって存在しています。
この静かなる文字たちを見分け、理解することができれば、
皆様のスペル力・ライティングにさらなる自信が出てくるはずです。
例えば、分からない単語を、音からスペルを想像して辞書を引いてみたときに
なかなかそれっぽいのが見つからない場合は、こういった知識が生きてきます。
ここにghを足してみようとか・・・ そのような想像が働きだしたら、
サイレントレターの存在を受け入れている証拠です!
後書と称した、今回の記事ですが、結構長くなりそうなので、
2回に分けようと、今決心いたしました!
次回は、サイレントレターが存在している主な理由について
数項目述べたいと思います。
まだまだAiKISSの記事用にまとめてある、参考英語は続きますが
スペリングという一つの壁について、少しでも好きになってもらえたら幸いです!
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